理事紹介

理事

佐藤 実

Minoru Sato

ご挨拶

家づくりに関して、デザイン・快適性・省エネ性能と同様に「構造安全性」はとても重要です。それにも関わらず、多くの人は構造の重要性について知る機会があまりないのではと感じます。

また国の定める最低基準を満たしていれば問題ないと言ったり、構造計算を軽視する建築業者も存在しているのが現実です。

自分の家を守るためには、皆さん自身が正しい知識を身に付け、どの住宅会社に依頼するか見極める力をつけていく必要があります。

この社団の活動を通し、皆さんが家づくりに関して広く正しい知識を身に付け、安全で快適な家が1棟でも多く普及することを願っています。

プロフィール

M's構造設計の代表取締役社長を務める。木造住宅の耐震性能の重要性を広めるため、「構造塾」を主宰。塾長として木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催、構造計算内製化コンサルティングを行っている。また、「構造塾」をWeb化した「構造塾チャンネル」を開設、同時に、エンドユーザー向にYouTubeでも構造の情報発信を行っている。(YouTube:構造塾「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない!」

資格

一級建築士
構造設計一級建築士
農学修士(木質構造建築物基礎構法)
性能評価員ほか

略歴

1990年3月東北工業大学工学部建築学科卒業
1990年4月(株)佐藤住建入社
2006年5月(株)M's構造設計設立
2010年1月構造塾設立
2010年3月東京大学大学院修士課程修了

松尾 和也

Kazuya Matsuo

ご挨拶

家を建てられた方々がよく不満に感じる点として、「暑い」「寒い」「結露する」「光熱費が高い」などが挙げられます。本来、家づくりの目的は、「引越し前よりも安い光熱費で、家全体を夏は涼しく、冬は暖かく、健康で快適に暮らすこと」だったのではないでしょうか。

しかし、そのような快適な暮らしを実現するためには、「高断熱」や「高気密」に加え、設計段階での「冬の日射取得」「夏の日射遮蔽」「適切な冷暖房計画」が欠かせません。これらをトータルでバランスよく設計しなければ、目指す暮らしを実現することは難しいでしょう。

住宅購入を検討している多くの方は、資料を取り寄せ、住宅展示場に足を運び、営業トークを受けていると思います。しかし、「何が本当で、どこを選べば良いのか分からなくなる」というのが正直なところではないでしょうか。この社団の活動から正しい住宅会社の選び方を皆さんに学んでいただきたいと思います。

プロフィール

株式会社 松尾設計室の代表取締役を務め、「健康的で快適な省エネ建築を経済的に実現する」ことをモットーに設計活動の他、住宅専門誌への連載や「断熱」「省エネ」に関する講演も行っており、受講した設計事務所、工務店等は延べ 6,000社を超える。2020年からはYouTubeにも取り組み、チャンネル登録数は7万人を超えている。(YouTube:兵庫、大阪で高断熱高気密住宅専門の建築家集団 松尾設計室

著書として
「ホントは安いエコハウス」
「新しい家づくりの教科書」
「これからのリノベーション」
「健康・快適なZEHのつくり方:工務店と設計者の新常識」
「5人の先生が教える一生幸せなエコハウスのつくりかた」
「住まいの耐久性大百科事典I」
「エコハウス超入門」
「建築知識ビルダーズNO48 松尾式住宅設計術」
「健康とお金で失敗しない間取りと住まい方の科学」
がある。

資格

一級建築士

略歴

1975年兵庫県出身
1998年九州大学工学部建築学科卒業
2005年「サスティナブル住宅賞」受賞

小川 真一郎

Shinichiro Ogawa

ご挨拶

建築にとって性能は住まいに関わる重要な要素です。気密・断熱はもちろんのこと、自然の力を最大限に高めるパッシブデザインで設計することで、エネルギー消費を下げ、CO2(二酸化炭素)の削減や電気代などのランニングコストも少なくすることができます。

建築家は土地を読み解き、住まい手のライフスタイルから理想の住まいをプランニングします。しかし、本当の意味での理想の住まいとは、デザインのかっこよさやプランの良さだけではなく、様々な要素が組み合わさることで初めて実現されます。何か一つでも欠けてしまうと住んでから後悔したり、長く住み続けられない家になってしまうかもしれません。同じ考えを持つ設計者や建築業者が増えることで、多くの人が安心して暮らせる理想の家が日本中に広がっていくことを目指しています。

プロフィール

株式会社アトリエ・キント代表取締役を務める。社名の「キント」はドイツ語で子供の意味。子供たちに「残したい街並み」、「受け継ぐ技術」、「伝えたいモノづくりの魅力」をデザインのモットーに一級建築士として手掛けた住宅は多数に上る。家づくりは、住み手がそこにいるだけで心豊かになれる「居場所づくり」。建築家はその居場所をつくるお手伝いをするクリエーター。住まう人の年齢や家族構成、さらにどのように生活をされたいのかなど、細かく話し合い、その会話の中で拾った言葉を整理し、さまざまなシーンを頭の中で展開させながら住まい手にとってのオンリーワンの設計をしている。

資格

一級建築士

受賞歴

1999年第1回ACADIA国際設計競技「Library for the information age」準グランプリ(共同制作)
2011年パッシブデザインコンペ 佳作
2012年チルチンびと住宅建築賞 特別賞(共同制作)

略歴

1974年山口県下関市生まれ
2000年熊本大学大学院自然科学研究科建築学専攻 博士前期課程(修士)修了
2000~13年工務店設計部 勤務
2013年小川建築設計事務所 設立
2016年株式会社 アトリエ・キントに改組

代表理事

高林 峻也

Shunya Takabayashi

プロフィール

大手建設会社入社後にホテル新築・改修工事、PFI事業、メーカー工場新築・改修工事に従事。その後大手外資系コンサルティング会社を経て、住宅会社向けのコンサルティング会社では全国延べ100社を超える住宅会社を支援。

現在はコンサルティング会社を創業。住宅会社向けのコンサルティングをはじめ、エンドユーザーへの住宅購入に向けた支援を実施している。

一般社団法人家づくりまるわかり支援機構